偕楽園血圧日記 -1423ページ目

心臓が……

今朝から胸がやたらと苦しい。起きているのもつらい……

覇権主義国家

 尖閣諸島の灯台を日本が認めたのを受けて、また中国人が騒いでいる。活動家という表現をされているが、なに、反政府活動は弾圧される国である。政府の息のかかった工作員であることはバレバレである。いつものように尖閣は中国の領土だと繰り返すばかりだが、1980年代までは何も言わなかった事実は、知らないのか無視しているのかまったく触れない。清の時代に中国人の遭難者を助けた尖閣諸島の住人に、「日本国沖縄県尖閣の人々に感謝する」という国書まで発行しているくせに、天然資源があるとされたとたんにずうずうしい限りである。
 そのうちまた尖閣諸島に上陸しようとする輩が出てくると思うが、海上保安庁は奴らが領海に入ったとたんに不法入国で逮捕してもらいたい。この前のような不起訴でうやむやにするのではなく、しっかり起訴して服役させる。他国の領土を悪意を持って侵そうというのだから、ただの密入国とはわけが違うのだ。そして中国政府にも、毅然とした態度で抗議する。彼の国は相手が弱いとみると次々につけ込んでくる国である。いまこそ聖徳太子の態度を見習う時である。

 それにしても、中国は拡張主義の国策があって、邪魔な日本の国力をそぐために左翼を使って国内に波風を立てたり自虐教育をさせたり、恫喝外交をしたり内政干渉をしてきているという、ある意味とても論理的な行動をしているのでわかりやすい。だが、韓国の日本への内政干渉理由の元になっているのは、感情的なもの意外感じられないので対処法がない。金を引き出そうという卑しさは確かにあるようだが、それにしてもしつこすぎる。国策として拡張主義を採っているようでもないし……単に自分たちが偉いんだと思いたいだけであれほど国家一丸となって他国を非難する行為ができるものなのだろうか?

地球温暖化

 今日もテレビで温暖化の話題をやっていた。アナウンサーが口角泡を飛ばして燃料電池を褒め称えている。「水素と酸素環反応させるので、水が出て、電気が生まれるのです。二酸化炭素を出しません!」

 はあ……

 以前書いたことだが、燃料電池は確かに二酸化炭素を出さない。だが、その水素はどこから出てくるというのだ? 地面の中からぼこぼこ湧いてくるとでも思っているのか? メタンから作るのが主流のようだが、結局はメタンガスを二酸化炭素と水にして、その水を電気分解するという、燃料電池とまさに反対の反応を行って作っているのではないのか?
 同番組中で、「家庭用燃料電池発電機、十年間でメンテナンス料込みで百万円。これで家庭の電気の六割がまかなえる……」と宣伝していたが、十年で百万なら一年十万円。月に八千円で電気代の六割が節約できる……しかしこの計算には燃料代が入っていない。水素代がどれくらいになるかわからないのだが、この程度ならば普通に電気会社から電気を引いて使っても大して変わらない。この設備を作る工場を作って稼動させる分余計にエネルギーがかかり二酸化炭素が出る。
 二酸化炭素の減少対策は工場がやっていればいいもので、個人は余計なことせずに節電や車の使用をひかえる程度でいいのだ。一応そのこともいっていたが、燃料電池などよりもそちらを大きな声で言わなくてはならないのだ。消極的で目玉になるトピックでもないのでニュースになりにくいのはわかるが、センセーショナルなところだけ取り上げればいいというものではない。
 そもそも、地球の気温上昇させる最大の温暖化ガスは水蒸気、つまり水である。水蒸気は実に温室効果ガスの97%を占めているのだ。燃料電池で水蒸気を出すのは温室効果ガスを出すことになるのである。

 それにしても、こういった話題になると必ずといっていいほど出される海面上昇で東京が水没するという話だが、百年間、年に数センチずつ海面が上がるとしても、その間堤防も何も作らずにいるつもりですか?

狭心症

 おとといの夜に小さな狭心症の発作のようなものがあった。ニトロで何とかしたものの、それ以来身体の具合が悪い。

ホリえもん

 ライブドアとフジテレビの経営権をめぐるバトルが進んでいる。堀江社長があちこちのテレビに出て挑発的な言動を繰り返しているが……自分たちが特権階級だとあぐらをかいていたマスコミに警鐘を鳴らしたことは評価できるが、彼がマスコミの実権を握ることは、まったく評価できない。
 なんとなれば、彼にはまったく信用がないからである。
 今までの言動や、彼が書いたとされる本から判断するに、堀江社長は、人を出し抜き、裏切り、他人に臍を噛む思いをさせることで達成感を得るタイプの人間である。社会に利益をもたらす人間ではないのだ。金を動かして会社を伸ばしているが、肝心のサービスの方は……ライブドアのページにアクセスしてみればいい。あまりの遅さにいらいらすること請け合いである。株を買う金の何割かでも回してサーバーの能力を上げればいいのだが、そういう気は堀江社長にはないようだ。何かを作るとか、何かを売るとか(株を除く)いう能力は、彼にはないのである。そのような人々の信用を得ることをなにもしないところにあの性格なので、人心を掌握することができない。カリスマの値が低いのだ。今回も裏を読もうとしていろいろ憶測が出ているのはそのためである。
 もしまかり間違って彼が報道機関の経営者になってしまったら……その報道機関自身も社会的信用がなくなってしまうだろう。(自分から信用をなくしている朝日系列のようなところもあるが)今度は産経新聞を狙うようなことをいっているようだが、本気でマスコミに参画したいのならば、まずあの人を小ばかにするような態度から改める必要がある。

 それにしても、朝日新聞やテレビ朝日の経営者になって左翼主義者たちを追い出してくれるのならば、彼の性格にかかわらず応援したのだがなぁ。